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EPS SURFBOARD 特集


現在、プロトタイプのEPS(発泡スチロール)のサーフボードを製作しています。
良くご存知の方は居られるとは思いますが、ポリエステル樹脂はEPSを溶かしてしまいますのでファイバーグラッシングにはエポキシを使わないといけません。EPSとエポキシのメリットは何といっても軽さと強度でFRPに比べて約10%軽く(ショートボードでは2kg台でしょう)、約1.5倍の強度、浮力があるので薄く出来る、クラッシュしてもほとんど水を吸わないことだと思います。デメリットはコストが高い、熱に弱いぐらいでしょうか? 2004年3月から色々テストを重ねて製作を行っています。写真左はEPSフォームの原型でクラークフォーム社の6'3"Hと同じだそうです。見た目は梱包材に使われる発泡スチロールと同じ様な物にストリンガーが入っているだけです。しかし持ち上げてみると「軽〜い」の一言です。私の記憶では確か17〜18年前にX-TUNEと言うスタイロフォームがあって何本がシェイプしましたがそれより軽く感じられます。X-TUNEの見た目はキメ細かく発泡していてシェイプはこのフォームより簡単でした。あのフォームは良かったなぁもう一度作ってくれないかなぁ 右の写真はアウトラインを引いた写真でスペックは6'2"×18 1/4"×2 1/4"


写真左はレールをカットしてボトムコンケーブを入れ終わった状態です。
パワーのあるプレーナーを使い、ゆっくりと動かしながら進まないとEPSフォームが捲れ上がってしまい、大変なことになってしまいます。辛うじてサフォームは上手くかかってくれますが、こちらもゆっくりゆっくりと・・・写真右は殆んど仕上がり寸前ですが#60サンディングペーパーの作業が本当に大変でウレタンフォームに比べると3倍ぐらいかけないといけません。この状態での重量は本当に軽いのってなんのってスゴイです。プレーナーを使っていると削りカスが軽いので体中にかなり纏わり付き真っ白になってしまいます。気を付けないとカスがモーターの中に入り焦げてしまい注意が必要でした。(既に3回プレーナーが壊れた!)

エポキシ編



ここで少しエポキシ樹脂について考えましょう。
昔はよく接着剤として使われていたようですが、必ずとして2種類(主剤とハードナー)の液を混合し硬化させていました。5分で固まるものから数時間かかるものまでさまざまでした。高粘度で透明度が無くファイバーグラッシングには適さないものばかりで、最近になってやっとサーフボード用のエポキシが開発され非常に扱いやすくなっています。(写真はボトムのラミネートが終わった状態)
ポリエステル樹脂は揮発性有機溶剤を含んでいてマスクをしないとかなり匂いがきつく中毒の恐れがあるが、こちらは殆んど含まれず匂いは少々?独特の?で何より引火性が無いのは安全なことだ。

取り扱いについて
エポキシ樹脂は2種類の液体がセットになっていて混合比を正確にし硬化させる。混合比を間違えると最悪の場合、硬化しなかったりで大変なことになってしまう。ポリエステル樹脂のようにパーメックで硬化時間をコントーロールすることは出来ず、ハードナーの種類(スロー、ファースト)と温度で硬化時間を変えないといけません。手強いぞ・・・


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